副田 渓|ヘルスケアIQを上げるAIによる地域医療DX〜LINEを介した高血圧オンラインケアシステム〜

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この動画は、認定者の発表動画になります – 地域DXプロデューサー★★★2023認定ピッチコンテスト 産官学民の内外要人と全国・世界のLdxP2023が集結する地域DXプロデューサーサミット開催! ~地域DXプロデューサー★★★2023認定 全国・世界 ピッチコンテスト~ ~地域DXプロデューサー★・★★・★★★2023が未来共創声明を発表~ 日時:2023年11月26日(日)14:00~18:00 場所:羽田PiO「PiO PARK」 詳細:https://digital-supporter.net/ldxp_summit2023/

※AI文字起こし

ヘルスケアIQ

全ての人にヘルスケアIQを提供する、株式会社メリタレントです。弊社は医療機関向けLINEツール構築と医療インフルエンサー教育をしております。私は大阪大学薬学部を卒業いたしまして、薬剤師免許を取得しました。ウェブサイト制作、アプリ開発の経験がございます。旅行が好きで47都道府県を制覇し、その際地方の医療体制にずっと課題を感じておりました。

高齢化と医療費の増加

現在日本の医療分野では高齢化と医療費の増加が深刻な課題となっております。日本では急速に少子高齢化が進んでおり、将来的に高齢化率は39%を超えると予想されています。同時に医療費の高騰が約40年近く進んでおり、今後もさらに増加すると考えられます。医療費の財源として保険料や公費などが当てられておりますが、今後の労働人口の減少により負担がさらに増えていくことが予想されます。一方で地方の医療の現状に目を向けると、慢性的な医師不足が進行し、都市部との医師数の差が広がっております。これにより地方に住む方の医療サービスが十分に足りていない可能性があります。さらに病院数を見ても大きな差が生じていることが分かります。地方では最寄りの医療機関が遠くアクセスしにくいという課題も考えられます。WHOでは、自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすることという理念を掲げております。政府もセルフメディケーションを推進しております。ここで、医療費増加と都市地方の医療格差を是正するために必要なこととして、ITツールを活用した地方の住民が医療サービスに手軽にアクセスできるような仕組みと、セルフメディケーションの考えを浸透させ、住民一人一人が自分の健康を自分で守る意識を育むことが必要であると考えられます。日本国内の疾患別患者数のデータをご覧ください。高血圧の患者数は994万人であり、癌、糖尿病、心疾患に比べても非常に患者数が多いです。高血圧は多くの合併症につながりやすく、脳梗塞や心筋梗塞など重大な疾患につながる可能性があります。高血圧疾患の現状から、地方では以下の4つの課題があると考えられます。

我々のミッション

我々のミッションは、超高齢化社会における医療費増加と地域医療格差を是正することにあります。我々は地方向けのLINEを活用した高血圧オンラインケアシステムを提供しています。オンライン診療、LINEによる高血圧管理システムでは、毎日の血圧測定や服薬実施を問う質問が届き、計測忘れや服薬忘れの防止を行います。血圧の測定データについては定期的に患者家族へ共有し、遠隔地に住む家族も安心することができます。また、LINEによるAI相談システムでは、手軽な健康相談をすることができ、病院や薬局に行かなくても簡単な健康相談が可能です。さらに、医療KOLによる情報発信を行っています。弊社には医療従事者が多数在籍しており、SNSによる情報発信やメディア監修を行っています。医療KOLとしての信頼度を高め、地方の方々へのヘルスケアリテラシーの向上に努めています。

株式会社メリタレントの強み

弊社の強みは以下の3つです。まず、私たちの事例を紹介いたします。第一に、医療機関への予約管理システムの導入です。メッセージシステムの導入により、予約管理に課題を抱えていたクリニック向けにLINEを使った予約システムを導入し、人的コストの軽減につなげました。さらに現在の利用者数は1,119人を超えております。第二に、薬局向けの処方箋予約ツールやAI実装のLINEボットを制作いたしました。我々が提供するサービスにより、地方の住民の方々の血圧管理や定期的なオンライン診療サービスを提供いたします。これにより、地方の方が抱える医療サービスへのアクセスの不便さや血圧の定期的管理の課題を解決することができると考えております。さらに、地域の保健医療機関、クリニックや病院などと連携をしながら、地方の医療格差の是正を目指します。

また、医療KOLによる定期的なSNSやウェブ、メディアテレビなどを活用した情報発信を行うことで、医療KOLの発信力を高め、予防医療の大切さ、健康診断の促進、生活習慣の改善などの重要性を定期的に発信していきます。将来的には、血圧以外の疾患も取り扱う予定です。例えば睡眠時無呼吸症候群や生活習慣病などを扱う予定です。さらに地方での遠隔診療の成功体験を生かし、慢性的な医師不足の問題解決にも取り組んでいきます。

地域DXプロデューサー★★★に認定されたメンバー一覧

池田 宜永 地方自治体のトップランナーが本気で挑戦!地域DX!
岡本 弘毅 教育機関と連携し、高度な人材育成コンテンツを多数保有する地域DXプロデューサー
掛樋 佐紀子 夢見る少女じゃいられないまちのぽこぽこDX
金谷 勉 独自プロダクト開発にDX含めて伴走支援し、下請製造業脱却に尽力する救いの英雄
かわさき力哉  「DX化によって迎える時代の姿」を地域に発信・啓蒙し続けること
窪田 望 AI国際特許技術ビジネスとアート&公共創造
椎名 隆之 DXで地域社会全体を巻き込む若き挑戦者
杉﨑 宏 万博を契機に『地方創生✖️DX✖️世界』との共創社会の実現へ
副田 渓 ヘルスケアIQを上げるAIによる地域医療DX 〜LINEを介した高血圧オンラインケアシステム〜
竹下 繭子 奈良の仏像から国・地域の深みで世界とつなぐ
立花 哲也 地域5町と全国・世界を繋ぐ和の総合商業HUB
富樫 泰良 若きDX人材が真のPublic Relations全国再構築
豊里 健一郎 地域で挑戦と成長を後押しするコザスタートアップ商店街
中屋 祐輔 AIが浸透した社会にて五感で感じる体験を開発し、若手コミュニティの形成、個々の動機を創出
橋村 舞 地域文化を凝縮した伝統工芸品のデジタル&グローバル市場創造
古井 茉香 DXで地域社会全体を巻き込む若き挑戦者
馬淵 恵梨香 Z世代のトレンドの推し活✖️SNSの力で、若者の地方誘致を盛り上げる
山崎 信二 コスメ事業で世界と地域を結びつけ、経済の自立化へと導くハブ人材
山中 大介 鶴岡に根を張り地域と世界とビジネス展開
吉井 嗣和 官民・都市地方を越境し,継続的な行政サービスにチャレンジする地域共創型DXのプロ
鷲見 英利 社会に善き前例となる、43の連携協定と200の自治体との官民連携の進化

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