デジタル田園議員連盟との意見交換会 in 衆議院会館

デジタル田園議員連盟とデジ田応援団の意見交換会 in 衆議院会館

6月4日に衆議院会館にて、デジタル田園都市国家構想推進議員連盟とデジタル田園都市国家構想応援団の意見交換会が開催され、議論が行われました。

議題1: 議員連盟会長 若宮健嗣先生からのご挨拶

元デジタル田園都市国家構想担当大臣であり、議員連盟会長の若宮健嗣先生が登壇し、デジタル田園都市国家構想の課題感と議員連盟の期待について下記のようにお話しをいただきました。
「どうしても政府、あるいは私、政治家や中央官庁の方々というのは、みんなでうまく丸く収めていこうとか、あるいは今までこうだったんだからこのままでいこうと、地方議会や地方の組長さんもどうしてもそういう発想が根強く残っています。それを変えることによって自分の椅子がなくなることを嫌がるので、なかなか皆さん飛び出そうとしない、あるいは踏み込もうとしない方が多いと思いますが、そんなことをやっているからいつまでたっても遅れてしまうのです。
世界の企業のランキングもそうですが、先端的なことをみんなでやる企業ではなく、「俺はこれをやるぞ」というところがぐんぐん伸びていきます。似たようなことをやっていると負けてしまいます。先んじて世界のマーケットに挑戦しているところが、勝ち負けが出てくると思いますので、私たちは常に挑戦する、その精神を持って何事にも臨んでいかなければならないと思っています。」

議題2: デジタル田園都市応援団の軌跡と今後の挑戦

デジタル田園都市応援団のこれまでの軌跡と今後の挑戦についての発表が行われました。
・過去3年間の取り組みと成果
過去3年間にわたり、地域活性化を目指して多様な環境に適応した取り組みが紹介されました。地域DXプロデューサーの認定制度や育成制度の成果についても触れられ、これまでの努力が実を結びつつあることが強調されました。
・今年度の挑戦とデジ田Award
今年度は、地域がデジタル技術を活用し、世界市場に展開できる挑戦の仕組みを構築することが目標とされています。その一環として、革新的な地域事業者や自治体を表彰するデジ田Awardが開催されることが発表されました。デジ田Awardの詳細についても説明があり、2024年9月1日に東京都内で開催されることが確認されました。

議題3: 最近のトピックス

最近のトピックスとして、デジ田応援団の各企業と地域DXプロデューサーが連携して、地域とデジタルの活用による世界展開の事例が紹介されました。

・地域DXプロデューサー連携事業

5つの異なるセクターで活躍する地域DXプロデューサーが連携し、伝統工芸品をデジタル技術で世界市場と日本市場を連動させたイベントが成功を収めました。特にカンヌ国際映画祭や渋谷、豊洲、池袋、下北沢でのイベントが注目されました。

・JapanMadeCollectionの役割

今後、JapanMadeCollectionコンソーシアムが中心となり、インフルエンサーや業界関係者との連携を強化し、リアルとデジタルを組み合わせたイベントを推進していくことが発表されました。

議題4: 今後の予定

今後の予定についての発表が行われました。
・AI申請支援「マサルくん」
デジ田交付金の第一次申請で、全国自治体が1066回利用した申請書専用AIがバージョンアップしました。第二次申請が6月21日に迫り、自治体のニーズに合わせたカスタマイズソリューションとして、AIが自動で申請書を作成する「マサルくん」が紹介されました。

議題5: 意見交換

最後に、これまでの活動の成果と課題、これからの挑戦について具体的な要望を交えた意見交換が行われました。
参加者からは多くの貴重な意見が出され、今後の活動に向けた重要な議論が展開されました。

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