自治体で急加速する行政AIの活用、デジ田交付金の対象事例も登場
全国自治体のChatGPTなどの生成AIへの動きが、12月議会にむけて急加速しています。また、11月上旬のオープンAI社の機能改善と様々な動きへの関心が高まっています。
これらの最新情報を、自治体の皆さんに共有します。
11/20 全国自治体 職員セミナー 動画+資料
全国のAI活用に関心のある自治体職員が、11月20日に結集した「全国自治体DX 生成AIアップデートセミナー」。資料は当日と同じものですが、60分間のセミナーを、15分間のダイジェスト版にしました。
技術が急加速して、全国自治体DXのメインとなってきたチャットGPTの最新事例
①オープンAI社によるGPT4.0turbo、画像機能などの最新情報の共有
技術が革新され、さらに行政向けの性能がUP!自治体ごとのカスタマイズが一般化。
②各自治体もAIの事例が豊富に!また、デジ田交付金の対象事例にも登場
住民対応の生成AIでデジ田交付金の事例が登場。
自治体が交付金の申請をする横展開で一気に拡大へ。
③自治体ゆるキャラが話して住民サポート
ゆるキャラにAIがついていないなんて、時代遅れ。ポスターにして話させよう。
④ChatGPT以外の生成AIも急進化
住民向けに、間違いなく答えられる「正確性の高いAI」ついに登場!
⑤12月議会でのチャットGPT使い方
議会対策を正確で、効率よく進める方法は「重ね聞き」

公共AIの使い分けの2パターン
自治体用のチャットGPTは、自治体ごとのデータの追加学習(エンベディング)の内容が議論の中心になっています。市議会議事録を何年分学習させるか?市のどの計画書をAIに学習させるか?です。
同時に、そのデータを学習させるAIシステムの選択も2パターンあります。行政AIは、文面の形式を加工をして使いやすくしてもらう方が良い場合と、「間違えない」ことを優先してAIに加工をしてもらわないずに正確性を優先した方が良い場合があります。

①役所内の公務員業務用
「マサルくん型」
公共データを元に、挨拶文、企画書、答弁書などにAIに加工してもらい、引用ページを掲示して確認可能にしておく。
②役所外の住民用、観光客用
「コレクトAI型」
間違いをしない。公共データを元に、自治体HPや観光協会HPの関連部分をそのまま引用して、正確に答える事で「正確性」を優先させる。
自治体ごとのカスタマイズ学習で正確性をあげよう
①AIは自治体データを追加学習させて使うと効果的
チャットGPTは、初期状態では不正確です。しかし、AIに追加学習のカスタマイズして、それぞれの自治体のデータをいれると、正確に使えるようになります。

②実際の追加学習の事例

「秋田県庁の事例」
自治体独自のデータをAIに学習させた事で注目されている秋田県庁の自治体DXの事例。
「秋田県庁専用版のマサルくん」

生成AIセミナーの講師
村井宗明さん(元文部科学大臣政務官、デジ田応援団のITエンジニア)
【経歴】
小学生の時からプログラミングを覚えてゲーム開発。
衆議院議員に3回当選。衆議院災害対策特別委員長、文部科学大臣政務官などを務め、日本の行政デジタル化をリードした。
引退後は、ヤフー株式会社、LINE株式会社で、「行政専門 ITエンジニア」として、文科省、経産省、文化庁、富山県、岩手県、各自治体のワクチンLINE予約システム、などのシステム開発をした。
現在は、デジ田応援団のエンジニア、東武トップツアーズCDO。
公務員専用ChatGPTマサルくんなどの開発者。
【資格】
情報処理技術者(FE)、人工知能AI(DeepLearnig協会 G検定) 、ITパスポート930点、マイナンバー1級、Yahoo リスティング広告プロフェッショナル試験 912点、SNSエキスパート、TOEIC 835点、WEBアナリスト。
ご相談、お問い合わせ、概算見積など
デジ田応援団に何でもご相談をください。いつでも、無料で、オンラインミーティングをご依頼ください。
また、AI以外でも、デジ田構想を支援する87社が、デジ田メニューブックに書いてある123ツールで、デジタル田園都市国家構想の実現のために、あなたの自治体のDXをサポートします。
デジタル田園国家構想に向けた
・自治体DX 支援企業(87社)の一覧は こちら
・自治体DX 支援ツール(123種)の一覧は こちら
事務局
108-0075 東京都港区港南1-8-15 Wビル18F
デジタル田園都市国家構想 応援団 事務局
info@digital-supporter.net
050-9014-8503
