田園調布学園大学「子ども会議」で子ども用AIを実証

7月15日 田園調布学園大学子ども未来学部の「こども会議」が、デジ田応援団共催で開催されました。
文部科学省のAIガイドラインを発表したことに合わせて、ChatGPTを小学生用にカスタマイズ開発。実際に子どもたちのグループワークに使う実証実験を行いました。
子ども会議の詳細はこちら
http://minitama.jp/kodomokaigi2023.pdf

町の住民になれるのは、5歳の幼児から15歳までの子供だけです。大学生や大人達は、子供たちの仕事の様子を見守るのが役目であり、必要以上の手助けはしません。町のルールを決めたり新しいお仕事が必要になった時などなど、子供独自の自由な発想で町を自主的に運営していきます。

大学のサポートスタッフは、地域の住民と協力して計画・準備・資金調達・子供会議の開催・広告宣伝活動・開催後の成果分析・報告等などを担当しています。
「ミニたまゆり」は、2005年に川崎市麻生区にある田園調布学園大学が中心となり地域住民と力を合わせて運営しているイベントです。昨年度は、のべ2000人の地域住民が参加するイベントに成長しました。今後も、地域の活性化・発展に向けてすばらしいイベントが実現できるよう取り組んでまいります。

【文科省対応の専用生成AIの内容】
元文部科学大臣政務官のAIエンジニアの村井宗明氏が開発して146自治体で3万回利用されている行政専用ChatGPT「マサルくん」を基に改良したもの。
文科省基準に合わせて、子どもでも使えるように、下記の内容で特別エンベディングした実証実験用のChatGPT。
・子ども向けに平易な言葉で回答する設定。
・文科省の禁止事項を依頼すると拒否する設定。
・性的な表現や暴力表現も抑制。
・子どもの個人情報を守るため、ログインせずに使える仕様。

文部科学省AIガイドライン対応ChatGPT #田園調布学園大学 #東武トップツアーズ

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文科省が生成AIガイドラインを公表してから、そのガイドラインに合わせた小学生専用ChatGPTを開発して子どもたちに実証試験を行ったのは、田園調布学園大学子ども未来学部が最初となります。
小学生が当日、利用した517回の質問について、
・AIが禁止内容を答えていないか?
・子どもたちは、生成AI対してどのような事を聞くのか?
・子ども用生成AIをどのように
についての研究に使います。教育委員会・学校への提供へ向けたテストとして、子ども達に使っていただきました。

文科省AIガイドラインの解説
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1513848.html

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