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評価項目と章立てを一致させる
提案書の章立ては、評価基準の項目の順番と名称にそろえ、冒頭に評価項目と記載ページの対応表を置き、ページ配分は配点比で決めます。評価者が採点表の上から順に読み進めたとき、該当する記述がすぐ見つかる構成が最も点を取りやすい構成です。様式指定(自由様式・指定様式・ページ上限)に応じた作り方と、既存の章立てを作り直す手順も示します。
STEP3骨格を設計する/第5章
入札の提案書の構成は、評価基準の項目順に章を立て、勝ちテーマ(提案コンセプト)、課題から効果までのストーリー、差別化ポイントの配置を「骨子」として本文の前に固めることで決まります。評価者は採点表の上から順に根拠を探すため、プロポーザルや総合評価の企画提案書・技術提案書では、該当する記述が該当する場所に採点できる形で置かれていることが重要です。この章では、提案書の骨格を5つのステップで設計し、チームで合意するまでの流れを解説します。
この章の要点
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提案書の章立ては、評価基準の項目の順番と名称にそろえ、冒頭に評価項目と記載ページの対応表を置き、ページ配分は配点比で決めます。評価者が採点表の上から順に読み進めたとき、該当する記述がすぐ見つかる構成が最も点を取りやすい構成です。様式指定(自由様式・指定様式・ページ上限)に応じた作り方と、既存の章立てを作り直す手順も示します。
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勝ちテーマ(提案コンセプト)とは、「この提案を選ぶと発注者の最大の課題がこう解決する」を30字程度の一文で表した提案の中心メッセージです。発注者の課題と自社の強みをマトリクスで掛け合わせて候補を出し、30字テストで絞り込み、各章の冒頭で言い換えて繰り返します。勝ちテーマがあると、各章の記述が一本の筋でつながり、評価者の記憶に残ります。
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提案書の基本的な筋道は「発注者の課題 → 自社の解決策 → 期待される効果」です。骨子段階では、この間に「原因」を、末尾に「根拠」を加えた5列の一貫性表を作り、各行が横一列でつながっているかを確かめます。課題は発注者の言葉で、解決策は手順で、効果は数値・状態・期限で、根拠は実績・調査・公開ベンチマークのいずれかで書くと、評価者は提案の妥当性を判断しやすくなります。
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差別化は「競合が書かないこと」を探すことから始まります。奇抜なアイデアよりも、誰もが書く項目を誰よりも具体的に書くことが、評価点の差につながります。競合分析シートで横並びと差別化を判定し、差別化ポイントを体制・方法・実績・付加価値の4類型に整理したうえで、配点の大きい評価項目から順に主配置と補強配置を決めます。
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本文を書き始める前に、章立て・勝ちテーマ・ストーリー・差別化の配置を「骨子」としてまとめ、関係者で合意します。骨子段階での修正は、本文完成後の修正よりはるかに少ない手間で済みます。レビューは要件充足・配点バランス・一貫性の観点でチェックリストに沿って行い、評価基準による模擬採点、分担表と文体統一ルール、公告から提出までの逆算工程表で執筆を管理します。
評価基準の評価項目の順番と名称で章を立てるのが基本です。仕様書の業務内容の順番と評価項目の順番が違う場合も、評価者の手元にあるのは採点表なので評価項目の順番を優先します。評価基準が公表されていない場合は、募集要項の「提案を求める事項」の順番に従います。様式指定がある場合は、様式番号・順番・ページ数を厳守します。
骨子はA4数枚程度で、①勝ちテーマ(30字程度の一文)、②評価項目と対応した章立てと各章のページ配分、③各章で伝える要点(見出しごとに1〜2行)、④課題・原因・解決策・効果の一貫性を示す表、⑤差別化ポイントと配置先、の5つをまとめます。本文を書く前に、営業責任者・配置予定の管理責任者・技術担当者で合意しておきます。
評価項目に対応しない章は、配点のないページを消費するため置かないのが基本です。「はじめに」の内容は業務の理解度の章の冒頭へ移し、「おわりに」は削除します。ページ上限が厳しい自由様式では、会社概要や実績は別紙提出が認められていれば本文から外します。自社らしさを出したい場合は、評価項目名の見出しに副題として添えます。
法令・制度の記述は、次の一次資料・公的資料で確認しています。