自治体の予算の作り方用語集総計予算主義 用語集自治体予算・地方財政の基本用語 総計予算主義とはそうけいよさんしゅぎ 著者:村井宗明(元文部科学大臣政務官・AIエンジニア)|公開 2026年10月1日|更新 2026年10月9日 総計予算主義の意味 総計予算主義とは、一会計年度における一切の収入と支出を、すべて歳入歳出予算に計上しなければならないとする原則です(地方自治法第210条)。収入と支出を相殺して差額だけを計上する「純計予算」を認めず、財政の全体像を議会と住民に明らかにする目的があります。例えば手数料収入がある事業でも、収入は歳入に、経費は歳出に全額を計上します。会計年度独立の原則とともに予算の基本原則の一つです。 関連する用語歳入歳出予算歳入歳出予算とは、1会計年度の一切の収入(歳入)と支出(歳出)の見積りを款・項に区分して示したもので、予算の中心となる部分です。会計年度独立の原則会計年度独立の原則とは、各会計年度の歳出はその年度の歳入で賄わなければならないとする原則です。予算予算とは、自治体の一会計年度の収入と支出の見積りで、議会の議決を経て長に支出の権限を与え、同時に制約するものです。 本文で総計予算主義を詳しく読む第1章 予算の基本 1-2予算の諸原則 ― 総計予算主義・単一予算主義・事前議決の原則予算の諸原則とは、議会と住民が予算をきちんとコントロールできるようにするための、予算の作り方に関する基本ルールです。代表的なものは、総計予算主義の原則、単一予算主義の原則、事前議決の原則の3つです。そのほかに、会計年度独立の原則、予算統一の原則、予算公開の原則が挙げられます。 用語集の一覧(209語)に戻る 前の用語早期健全化基準次の用語総合計画