自治体の予算の作り方用語集公共施設等総合管理計画 用語集自治体予算・地方財政の基本用語 公共施設等総合管理計画とはこうきょうしせつとうそうごうかんりけいかく 著者:村井宗明(元文部科学大臣政務官・AIエンジニア)|公開 2026年10月1日|更新 2026年10月9日 公共施設等総合管理計画の意味 公共施設等総合管理計画とは、庁舎・学校などの建物と道路・上下水道などのインフラについて、長期的な視点で更新・統廃合・長寿命化を計画的に行うため自治体が策定する計画です。2014年(平成26年)に総務大臣から全自治体に策定が要請され、現在はほぼすべての自治体が策定しています。老朽化対策は投資的経費の大きな要因で、予算編成でもこの計画や個別施設計画との整合が求められます。 関連する用語投資的経費投資的経費とは、道路・学校・公園など社会資本の整備に充てる経費で、性質別分類では普通建設事業費、災害復旧事業費、失業対策事業費が該当します。地方債地方債とは、自治体が資金調達のために負担する債務で、返済が一会計年度を越えて行われるものです。基金基金とは、自治体が条例に基づき、特定の目的のために財産を維持し、資金を積み立て、または定額の資金を運用するために設けるものです。 本文で公共施設等総合管理計画を詳しく読む第3章 歳出の実態 3-3投資的経費とインフラ老朽化 ― 公共施設等総合管理計画施設の老朽化に計画的に対応するため、総務省は平成26年(2014年)4月、すべての地方公共団体に「公共施設等総合管理計画」の策定を要請しました(平成26年4月22日付総務大臣通知、技術的助言)。第13章 経費別の査定方法 13-6普通建設事業費:設計・工事・ライフサイクルコスト施設の建設では、初年度の工事費よりも、完成後に毎年かかる維持管理費の方が総額では大きくなることがあります。公共施設の老朽化と公共施設等総合管理計画は3-3で、施設の建設・統廃合の判断は14-4で扱います。 用語集の一覧(209語)に戻る 前の用語公営企業会計次の用語公共施設等適正管理推進事業債