用語集自治体予算・地方財政の基本用語
款・項・目・節とはかん・こう・もく・せつ
款・項・目・節の意味
款・項・目・節とは、歳入歳出予算を区分する4段階の階層です。歳入は性質に従って款に大別して項に区分し、歳出は目的に従って款・項に区分しなければなりません(地方自治法第216条)。款と項は議会の議決の対象となる「議決科目」で、目と節は長が執行の段階で用いる「執行科目」です(地方自治法施行令第150条第1項第3号)。款項・目の区分は総務省令の区分を基準とし(同令第147条第1項・第150条第2項)、その区分は地方自治法施行規則第15条と別記で定められています(歳出の節の区分は別記のとおり定めなければなりません。同条第2項)。歳出の節は報酬・需用費・委託料・工事請負費などの経費の性質を表し、多くの自治体では積算も節単位で行います。
関連する用語
本文で款・項・目・節を詳しく読む
- 第1章 予算の基本 1-6予算書の読み方 ― 款・項・目・節と7つの構成要素予算書は、地方自治法第215条が定める7つの構成要素と、款・項・目・節という4段階の科目区分で作られています。この2つの仕組みを押さえれば、どの自治体の予算書でも読めるようになります。
- 第8章 予算案の発表と議会審議 8-1予算案の確定 ― 予算書・説明資料の作成と記者発表さらに、予算を議会に提出するときは「予算に関する説明書」を併せて提出しなければなりません(地方自治法第211条第2項)。説明書の内容は地方自治法施行令第144条が定めており、歳入歳出予算事項別明細書、給与費明細書、継続費・債務負担行為・地方債現在高の各調書です。
- 第18章 これからの予算づくり 18-4予算を「読める」人が自治体を強くする職員であれば、担当事業の予算書の款・項・目・節を確認し、前年度の要求書・査定結果・決算額を並べて読むことを勧めます。数字の背後にある「なぜその金額か」を説明できるようになれば、予算要求も議会答弁も説得力が増します。