自治体の予算の作り方用語集減債基金 用語集自治体予算・地方財政の基本用語 減債基金とはげんさいききん 著者:村井宗明(元文部科学大臣政務官・AIエンジニア)|公開 2026年10月1日|更新 2026年10月9日 減債基金の意味 減債基金とは、地方債の償還(返済)を計画的に行うための財源を積み立てる基金です。地方自治法第241条第1項に基づき条例で設置します。公債費が特定の年度に集中する場合や、繰上償還を行う場合に取り崩します。決算剰余金の2分の1を下らない額は、翌々年度までに積み立てるか地方債の繰上償還の財源に充てなければならず(地方財政法第7条第1項)、減債基金はその受け皿としても使われます。 関連する用語基金基金とは、自治体が条例に基づき、特定の目的のために財産を維持し、資金を積み立て、または定額の資金を運用するために設けるものです。財政調整基金財政調整基金とは、年度間の財源の不均衡を調整するために積み立てる基金です。公債費公債費とは、自治体が借り入れた地方債の元金と利子の返済、および一時借入金の利子に充てる経費です。 本文で減債基金を詳しく読む第2章 歳入の実態 2-6基金 ― 財政調整基金・減債基金・特定目的基金の役割総務省「令和7年度市町村普通会計決算の概要(速報)」(令和8年9月29日公表)によると、令和7年度(2025年度)末の市町村の積立金現在高は約18.8兆円でした。内訳は財政調整基金が約6.7兆円、減債基金が約1.7兆円、その他特定目的基金が約10.4兆円です。 用語集の一覧(209語)に戻る 前の用語減額補正次の用語健全化判断比率