付録よくある質問

地域未来戦略のよくある質問30|交付金・3つの計画・自治体の準備

地域未来戦略について、よく聞かれそうな質問を30問、読者別・テーマ別に6つに分けて答えます。回答は原文に書かれていることを根拠にしています。くわしい原文と解説は、各回答のリンク先のページで読めます。制度の細かな手続や金額は、所管府省庁の公表資料で必ず確認してください。

原文の場所:付録(戦略全体についてのQ&A) 全体(p.1〜53)国都道府県市町村企業金融機関教育機関住民高校生

このページの要点

  • 91-1基本:地域未来戦略は、令和8年7月21日閣議決定、2030年度までの国の地方創生の総合戦略。強い地域経済を最優先にし、これまでの地方創生の取組も含めた全体戦略。
  • 91-23つの計画:A 戦略産業クラスター計画(国が策定)、B 地域産業クラスター計画(都道府県)、C 地場産業成長プラン(市町村又は都道府県)。
  • 91-3お金:「強く豊かな日本」投資枠、既存予算と別枠のインフラ整備、地域未来交付金の拡充、補助金の地域未来枠(検討)、当初予算での計画的な措置。
  • 91-4自治体職員向け:地方版総合戦略の策定に努め、計画は事前確認を経て公表。KGI・KPI・撤退基準・5W1HとPDCA。国の伴走支援も使える。
  • 91-5企業・金融機関向け:計画の核となる企業・事業主体として伴走支援を受けられる可能性。地域金融機関は伴走支援や成長資金の担い手。
  • 91-6高校生・住民向け:手取りが増える、質の高い教育が受けられるといった変化を実感できることが目標。交通空白の解消や、若者・女性に選ばれる地方づくりも進む。

91-1基本 ― 地域未来戦略とは何か#

Q地域未来戦略とは何ですか?いつまでの計画ですか?

答え:地域未来戦略は、令和8年7月21日に閣議決定された、2030年度までを計画期間とする国の地方創生の総合戦略。目標は「47都道府県のどこに住んでいても、安全に生活でき、必要な医療・福祉や質の高い教育を受けられ、働く場所がある社会」。そのために何よりもまず強い地域経済の構築が不可欠とする。強い地域経済の構築に重点を置いた新たな取組に、これまでの地方創生の取組も加えた全体戦略。

地域未来AIの開発者・記事の著者の解説

まずは、地域未来戦略そのものについての基本的な質問です。一言でいえば、地方に大規模な投資を呼び込み、強い地域経済をつくることを最優先にした、2030年度までの国の地方創生の総合戦略です。全体像は3分でわかる地域未来戦略にまとめています。

ポイント

  • 地域未来戦略は、令和8年7月21日に閣議決定された、2030年度までを計画期間とする国の地方創生の総合戦略。
  • 目標は「47都道府県のどこに住んでいても、安全に生活でき、必要な医療・福祉や質の高い教育を受けられ、働く場所がある社会」。そのために何よりもまず強い地域経済の構築が不可欠とする。
  • 強い地域経済の構築に重点を置いた新たな取組に、これまでの地方創生の取組も加えた全体戦略。

よくある疑問

Q地域未来戦略とは、ひと言でいうと何ですか?

A

令和8年7月21日に閣議決定された、2030年度までを計画期間とする国の地方創生の総合戦略です。「強い地域経済の構築」に重点を置いた新たな取組に、これまでの地方創生で進めてきた取組も含めた全体戦略として取りまとめられました。詳しくは第1章 はじめにをご覧ください。

Q計画期間はいつまでですか?

A

2030年度までです。ただし、毎年KPIの実績値を把握してロジックモデルを検証し、必要に応じて改訂するとされています(ロジックモデルとPDCA)。

Qどの法律に基づく戦略ですか?

A

注1によると、まち・ひと・しごと創生法第8条第1項に規定する「まち・ひと・しごと創生総合戦略」として策定された「地方創生に関する総合戦略」(令和7年12月23日閣議決定)を、同条第6項の規定に基づき変更したものです。

Q地方創生2.0とはどう違うのですか?

A

注7によると、第2章の目標と基本的方向は、「地方創生2.0基本構想」(令和7年6月13日閣議決定)の「目指す姿」「基本姿勢・視点」「政策の5本柱」「各主体が果たす役割」で示した内容も踏まえつつ進めるとされています。つまり地方創生2.0の考え方を踏まえたうえで、強い地域経済の構築に重点を置いたのが地域未来戦略の特徴です。両者の関係の詳細は内閣官房の公表資料で確認してください(第2章 目標)。

Q何を目指しているのですか?

A

「47都道府県のどこに住んでいても、安全に生活することができ、必要な医療・福祉や質の高い教育を受けることができ、働く場所がある社会」の実現です。そのために、投資→良質な雇用→所得の増加→消費→さらなる投資という好循環をつくり、地方から日本を成長軌道に押し上げることを目指しています(第2章 目標)。

91-23つの計画 ― A・B・Cの違い#

Q3つの計画は、作る主体・対象・必須KGIがどう違いますか?

答え:A 戦略産業クラスター計画:17の戦略分野に関連する企業の大規模投資を起点に、内閣官房及び経済産業省が策定。B 地域産業クラスター計画:都道府県知事が主導し、都道府県が主体となって作成(政令指定都市も独自策定可)。C 地場産業成長プラン:市町村又は都道府県が、地域に根ざす多様な産業の発展を促すために作成。

地域未来AIの開発者・記事の著者の解説

地域未来戦略の中心は、地域の産業を規模や作り手によって分けた3つの類型の計画です。名前が似ていて混同しやすいので、違いを中心に答えます。1枚の表で比べたいときは3つの計画の比較表をご覧ください。

ポイント

  • A 戦略産業クラスター計画:17の戦略分野に関連する企業の大規模投資を起点に、内閣官房及び経済産業省が策定。
  • B 地域産業クラスター計画:都道府県知事が主導し、都道府県が主体となって作成(政令指定都市も独自策定可)。
  • C 地場産業成長プラン:市町村又は都道府県が、地域に根ざす多様な産業の発展を促すために作成。

よくある疑問

Q3つの計画は何が違うのですか?

A

作る主体と対象の産業が違います。Aは国(内閣官房及び経済産業省)が17の戦略分野の大規模投資を起点に、Bは都道府県が海外輸出や国内上位シェアを目指せる産業で、Cは市町村又は都道府県が農林水産業・観光業・スポーツ産業・伝統的工芸品製造業・部品加工業などの地場産業で作ります(産業クラスターと3つの計画)。

Q「産業クラスター」とは何ですか?

A

関連する企業や大学、人材などが特定の地域に集まり、互いに取引や協力をしながら成長していく「産業の集まり」のことです。地域未来戦略では、各地方で大小の産業クラスターを戦略的に形成することで、地域での投資を促進し、働く場所をつくることを目指しています(産業クラスターと3つの計画)。

Q市町村は戦略産業クラスター計画を作れますか?

A

戦略産業クラスター計画は、内閣官房及び経済産業省が、地方ブロックごとの計画の素案と、都道府県からの候補プロジェクト提案を基に策定します。市町村が直接作る計画ではありません。市町村が作れるのは地場産業成長プランです(A 戦略産業クラスター計画、C 地場産業成長プラン)。

Q複数の自治体で一緒に計画を作れますか?

A

作れます。Aでは複数都道府県による共同でのプロジェクト提案、Bでは複数都道府県による共同作成、Cでは複数の地方公共団体による共同作成が可能とされています。サプライチェーンが複数の自治体にまたがる場合などが想定されています(3つの計画の比較表)。

Q計画にはどんな数値目標を入れるのですか?

A

計画の最終年度に達成を目指すKGIを必ず設定します。AとBは官民設備投資額・人材育成数・付加価値増加額、Cは付加価値増加額です。あわせてKPIと5W1Hを記載し、BとCではKPI未達時の撤退基準も設定します(計画の目標値(KGI・KPI))。

91-3お金 ― 予算・交付金・補助金#

Q地域未来戦略の予算や交付金はどうなっていますか?

答え:地域未来戦略に基づく投資は、新たに設ける『「強く豊かな日本」投資枠』も活用して推進する。地域未来交付金を拡充し、地方公共団体が主体的に行う投資促進・販路拡大支援・経営力向上のためのソフト支援策等を支援する。予算は当初予算で大胆かつ計画的に措置し、予見可能性を高める。

地域未来AIの開発者・記事の著者の解説

地域未来戦略は「予算の付け方」にも特徴があります。新しい投資枠、既存予算と別枠のインフラ整備、交付金の拡充、補助金の地域未来枠、そして当初予算での計画的な措置です。ただし、原文には個別の金額の配分までは書かれていないものが多いので、具体的な額は予算資料で確認してください。

ポイント

  • 地域未来戦略に基づく投資は、新たに設ける『「強く豊かな日本」投資枠』も活用して推進する。
  • 地域未来交付金を拡充し、地方公共団体が主体的に行う投資促進・販路拡大支援・経営力向上のためのソフト支援策等を支援する。
  • 予算は当初予算で大胆かつ計画的に措置し、予見可能性を高める。

よくある疑問

Q「強く豊かな日本」投資枠とは何ですか?

A

地域未来戦略に基づく投資を強力に推進するために、新たに設けるとされている投資枠です。原文には投資枠の金額や細かな仕組みまでは書かれていないため、詳細は所管府省庁の公表資料で確認してください(第1章 はじめに)。

Q地域未来交付金は何に使えるのですか?

A

地域未来交付金を拡充して、地方公共団体が主体的に行う投資促進、販路拡大支援、経営力向上のためのソフト支援策等を支援するとされています。支援策の中では、地域の事情に合わせたインフラを含めた環境整備や、地域基盤の再構築への支援にも挙げられています(Cの支援策、横断的施策)。

Q「地域未来枠」とは何ですか?

A

地方公共団体と連携して地域発のアイデアを後押しするため、国の中堅・中小企業向け設備投資補助金や人材育成支援策に設けることを「検討する」とされている枠です。決定事項ではなく検討段階の記載である点に注意してください(第1章 はじめに)。

Q地方財政措置の規模はどれくらいですか?

A

第4節の工程では、2026年度に「地方創生推進費」1.0兆円、「地域未来基金費」0.4兆円を計上したとされています。地域未来基金費は、令和8年度地方財政計画に計上され、地方公共団体独自の取組等を支援するものです(横断的施策)。

Qなぜ「当初予算」が強調されているのですか?

A

企業や自治体が安心して長期の投資計画を立てられるよう、予見可能性を高めるためです。原文は、予算を当初予算で大胆かつ計画的に措置し、予見可能性の高い予算措置の下で、国と地方公共団体が二人三脚で「産業クラスターの花」を咲かせていく、としています(第1章 はじめに)。

91-4自治体職員向け ― 何を準備すればよいか#

Q自治体職員は、地域未来戦略を受けて何をすればよいですか?

答え:各地方公共団体は、本戦略を勘案し、地域の実情に応じた地方版総合戦略を策定するよう努める(注6)。地域産業クラスター計画と地場産業成長プランは、内閣官房及び経済産業省の事前確認を経て首長が公表し、正式提出後に国が要件を確認して公表する。国は各府省庁の地方支分部局が連携して伴走支援を行い、ワンストップの相談窓口の仕組みも活用する。

地域未来AIの開発者・記事の著者の解説

都道府県や市町村の職員の方からの質問を想定しています。準備の全体像は自治体職員のためのチェックリストに表でまとめています。

ポイント

  • 各地方公共団体は、本戦略を勘案し、地域の実情に応じた地方版総合戦略を策定するよう努める(注6)。
  • 地域産業クラスター計画と地場産業成長プランは、内閣官房及び経済産業省の事前確認を経て首長が公表し、正式提出後に国が要件を確認して公表する。
  • 国は各府省庁の地方支分部局が連携して伴走支援を行い、ワンストップの相談窓口の仕組みも活用する。

よくある疑問

Q地方版総合戦略は見直す必要がありますか?

A

注6では、各地方公共団体は本戦略を勘案し、「地方版総合戦略の策定・効果検証のための手引き」(令和7年12月版)も参照しながら、地域の実情に応じた地方版総合戦略を策定するよう努めるとされています。見直しの時期や方法は各自治体の判断ですが、本戦略との整合を確認しておくことが望まれます(チェックリスト)。

Q計画の「事前確認」とは何ですか?

A

地域産業クラスター計画と地場産業成長プランを正式に提出する前に、内閣官房及び経済産業省が要件の充足状況等を確認し、必要なアドバイスを提供する手続です。事前確認が完了した計画を首長が公表し、その後に正式提出します(国の伴走支援体制)。

Q撤退基準とは何ですか?必ず必要ですか?

A

KPIが達成できなかったときに、取組をやめたり見直したりする判断の基準です。地域産業クラスター計画と地場産業成長プランでは、KGI・KPIとあわせて「KPI未達時の撤退基準」を設定していることが要件になっています(計画の目標値(KGI・KPI))。

Q国からどんな支援を受けられますか?

A

計画策定時は、ワンストップの相談窓口による支援メニュー・優良事例の紹介や、事前確認での磨き上げ支援があります。実行時は、地域経済循環分析等のデータ分析、政策の企画立案・効果検証の支援、地方支分部局による調整、人的支援などがあります(国の伴走支援体制)。

Q自治体のAI活用(AX)も地域未来戦略に入っていますか?

A

入っています。地方を「AXの始まりの場所」とすべく、地方公共団体や中堅・中小企業のAXを戦略的に後押しするとされ、主な施策例に「自治体AXや消防AX、地域AXの推進」が挙げられています(AXと地域基盤)。

91-5企業・金融機関向け ― 地域の企業はどう関われるか#

Q地域の企業や金融機関は、地域未来戦略にどう関われますか?

答え:計画には「計画推進の核となる企業」(Cでは企業・組合・個人事業主等の事業主体)が必要で、誘致予定の企業も認められる。地域産業クラスター計画では、都道府県知事が主体となり、地域金融機関等を巻き込んで、核となる企業に継続的な伴走支援を提供する仕組みを構築する。成長資金では、政府系金融機関等による資金供給の強化、地域金融機関の地域金融力強化、地域ファンドの機能強化を図る。

地域未来AIの開発者・記事の著者の解説

地域未来戦略は、企業の投資を起点にした戦略なので、企業や金融機関の役割がとても大きくなっています。ここでは、地域の中堅・中小企業や事業者、地域金融機関からの質問を想定して答えます。

ポイント

  • 計画には「計画推進の核となる企業」(Cでは企業・組合・個人事業主等の事業主体)が必要で、誘致予定の企業も認められる。
  • 地域産業クラスター計画では、都道府県知事が主体となり、地域金融機関等を巻き込んで、核となる企業に継続的な伴走支援を提供する仕組みを構築する。
  • 成長資金では、政府系金融機関等による資金供給の強化、地域金融機関の地域金融力強化、地域ファンドの機能強化を図る。

よくある疑問

Q地元の中小企業にはどんなメリットがありますか?

A

地域産業クラスター計画や地場産業成長プランの核となる企業・事業主体になれば、自治体の伴走支援や相談窓口の支援を受けられます。また、経済産業省の中堅・中小企業向けの補助金では、コネクター度・ハブ度が高く地域経済への貢献度が高いと考えられる企業であって、地方公共団体が計画に位置付け伴走支援を行う企業について、各補助金の性質を踏まえ適切な形で審査に反映するとされています(Bの支援策)。

Q個人事業主や組合も計画の中心になれますか?

A

地場産業成長プランでは、計画推進の核となる事業主体として「企業、組合、個人事業主等」が挙げられています。個人事業主や組合も対象になり得ます(C 地場産業成長プラン)。

Q地域金融機関にはどんな役割がありますか?

A

地域産業クラスター計画では、都道府県知事が地域金融機関等を巻き込んで伴走支援の仕組みを構築することが要件です。また、地域金融機関の地域金融力強化や地域ファンドの機能強化、地域未来金融アクションプランの策定などが支援施策に挙げられています。第4節では、地域課題解決に資する具体的な取組を実施している金融機関の割合を70%(2029年度)にするKPIもあります(Bの支援策、横断的施策)。

Q海外に商品を売りたい事業者への支援はありますか?

A

地場産業成長プランの支援策に、地域産品の高付加価値化・海外展開の支援や、新たに輸出に取り組む事業者への商社マッチング、商談会・展示会、越境EC、ハンズオン支援事業等の一体的な輸出支援が挙げられています。また国は、JETROやよろず支援拠点等について地方公共団体が照会可能な連絡窓口を構築するとしています(Cの支援策、国の伴走支援体制)。

Q地域外の企業が進出する場合、何が求められますか?

A

BとCの計画では、核となる企業・事業主体が今後誘致で進出する場合も許容されます。ただし、域外企業を誘致する際には、労働・技術の現地化のロードマップ、地元資本の参画方針、利益の再投資方針がある場合に、留意事項として計画に記載するとされています(B 地域産業クラスター計画)。

91-6高校生・住民向け ― 暮らしはどう変わるのか#

Q地域未来戦略で、私たちの暮らしや将来はどう変わるのですか?

答え:手取りが増える、質の高い教育が受けられるといった、具体的かつ着実な変化を地域の住民一人一人が実感できるようにすることを目指す。「交通空白」地区を2030年に0地区にするなど、豊かな生活環境のアウトカムKPIが設定されている。東京圏以外で暮らすことを希望し実現できている若者・女性の割合を高めることが、選ばれる地方のインパクトKPI。

地域未来AIの開発者・記事の著者の解説

最後は、高校生や地域に住む人の目線の質問です。地域未来戦略は経済に重きを置いた戦略ですが、そのゴールは、住民一人一人が変化を実感できることです。生活インフラや教育、若者・女性に選ばれる地方づくりについても数値目標が置かれています。

ポイント

  • 手取りが増える、質の高い教育が受けられるといった、具体的かつ着実な変化を地域の住民一人一人が実感できるようにすることを目指す。
  • 「交通空白」地区を2030年に0地区にするなど、豊かな生活環境のアウトカムKPIが設定されている。
  • 東京圏以外で暮らすことを希望し実現できている若者・女性の割合を高めることが、選ばれる地方のインパクトKPI。

よくある疑問

Q私たちの生活にはどんな変化がありますか?

A

第2章では、強い経済基盤が地方に構築されることで、新たに働く場所が創られ、良質な雇用が生まれ、所得の増加が消費につながるとしています。そして「手取りが増える、質の高い教育が受けられる」といった変化を、地域の住民一人一人が実感できるようにすることを目指しています(第2章 目標)。

Qバスがなくなって困っています。何か対策はありますか?

A

第2節で「交通空白」の解消と持続可能な地域公共交通の実現が掲げられ、「交通空白」地区を2,740地区(2026年)から0地区(2030年)に減らすことがアウトカムKPIになっています。自動運転技術等を活用した新たなモビリティサービスの社会実装も挙げられています(持続可能な生活インフラ)。

Q地元で働きたい高校生に関係する施策はありますか?

A

専門高校を含む高校教育の振興による地域の産業ニーズに即した人材育成の強化や、専門高校を拠点とした地方創生支援・地域人材の育成、高校生の「地域留学」の推進などが挙げられています。また、大学・高専の体制・機能強化による産業人材の育成も進められます(Aの支援策、その他の施策(選ばれる地方))。

Q若者や女性が地方で暮らしやすくなる取組はありますか?

A

第3節「選ばれる地方」で、地域の働き方・職場改革、アンコンシャス・バイアスを含む意識改革への教育、女性の起業や女性活躍の推進などが挙げられています。若者・女性が地方で暮らす希望を実現できている割合(若者40%→44%、女性45%→49%)が目標です(選ばれる地方、ロジックモデルとPDCA)。

Q住んでいなくても地域に関わる方法はありますか?

A

関係人口の量的拡大・質的向上として、ふるさと住民登録制度の創設、二地域居住の推進、地方へのテレワークの浸透などが挙げられています。ふるさと住民登録制度は、2026年度中に開始できるようアプリ等を開発するとされています。地域おこし協力隊の隊員数を10,000人(2029年度)にするKPIもあります(選ばれる地方)。

出典・参考資料

出典:「地域未来戦略」(令和8年7月21日閣議決定)(内閣官房ホームページ)(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/chiikimirai/pdf/20260721_honbun.pdf)を加工して作成。「原文」欄は原文のまま掲載し(改行・脚注の位置のみ読みやすく整理)、見出し・解説・ポイント・Q&Aは村井宗明/日本DX応援団が作成しました。

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